【基本姿勢のあれこれ】その2

 

 

先のHOWTOコラムで「沈み込むこと」と「膝を曲げること」のちがいについて説明しましたが、ここでは「伝え方」について考えていきたいと思います。

もちろん、ピンポイントに重心を落とした沈み込みができているお子様でしたら、高い姿勢に戻して滑走する必要はありません。ただ、「高い姿勢」・「中間の姿勢(沈み込み)」・「低い姿勢(さらなる沈み込み)」をそれぞれ身に受けておくことは、オーリーやスピントリック、ハイスピードのランで生きてくることは間違いありません。そのための足掛かりにとしても、高い姿勢での重心の乗せ方を身に付けておくことは滑走技術の底上げにつながりますので、再度確認し、完全にマスターしてください。(ある程度滑走技術のあるお子さんに関しては、小野山 正実コーチのfacebookに上記に関する練習方法の解説が動画付きでありますので是非確認してみてくださいね!)

まず、「膝を曲げて」という言葉はいったんNGワードとしますね!【基本姿勢のあれこれ】でも説明しましたが、重要なのは板から雪面に対して、しっかり圧をかけることのできるフォームを癖つけることです。ポイントは「腹筋」・「視線」・「足裏」でしたよね。伝えるべき内容は【その1】で確認きるかと思います。それをどう説明するかが重要です。

子供にダイレクトに伝わりやすい表現で言い換えてあげましょう。例えば「動物」、怒ったゴリラがこぶしを握り締め、おへその中心に向かってジャンプしながら両腕を振り下ろして着地する瞬間、がスノーボードの基本姿勢にとても似ていたりします。実は、腹筋、両足内側の筋肉の緊張、程よい膝の曲がりが表現できていてあとは頭の向きを整えるだけなのです。キック!パンチ!なんかも子供たちにとって、とても伝わりやすいキーワードです。

 

「お腹に力を入れて、膝を少し曲げて、両足の内側に力を入れて・・・」一つ一つを細かに伝えてもうまくいかないことがとても多いのですが、頭の中でイメージできる何かに言い換えてあげるとすーっと入っていきやすくなります。

お子さんの年齢などにより、イメージしやすい表現は違いますので、ベストな言葉をチョイスし、重心の乗せ方を覚えさせてあげてください。

 

ちなみに、こちらの映像ですが、KIRARA KAMPの橋本 通代さんは小さなお子様にもイメージできる表現で、基本姿勢や基本動作を身振り手振りで説明されています。すごくわかりやすい説明で、とっても参考になります。

年齢が上がれば当然もう少し言葉でわかるようにはなりますが、上級者や年長者にとっても、やはりなにかインパクトのあるキーワードで関連付けて教えた方が再現性が高いとコーチとして感じます。

      

以上、基本姿勢のあれこれ【その2】でした!